
教授
Tadahiko Murata
村田 忠彦 むらた ただひこ
- マルチメディア工学専攻
- 応用メディア工学講座
研究テーマ・概要
リアルスケール社会シミュレーション
リアルスケール社会シミュレーション(RSSS: Real-Scale Social Simulation)とは,デジタルツインとしてサイバー空間で構築された仮想的な実社会をシミュレートする技術です.大規模高性能計算機を用いてRSSSを実現する技術を開発すると共に,公開された統計情報から模擬的に作成された合成人口データ(仮想個票データ)に生活行動データを加えた仮想実社会データの開発に取り組みます.さらに社会科学の知見を援用した人間の意思決定モデルや行動モデルの構築方法,大規模なシミュレーション結果からのデータマイニング技法,抽出されたシナリオを実社会に展開するためのコミュニケーション技法の開発などRSSSの基盤技術の構築に取り組みます.
略歴
- 1997年 大阪府立大学大学院 博士(工学)(2年短縮)
- 1997年 足利工業大学工学部 助教
- 1998年 足利工業大学工学部 講師
- 2001年 関西大学総合情報学部 准教授
- 2005年 関西大学政策グリッドコンピューティング実験センター センター長
- 2008年 関西大学総合情報学部 教授
- 2010年 シカゴ大学計算科学研究所 客員研究員
- 2020年 放送大学 客員教授
- 2023年 大阪大学サイバーメディアセンター・大学院情報科学研究科 教授
連絡先
- E-mail : tadahiko.murata.cmc@
- Tel : 吹8790
- ホームページ
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