
准教授
Norio Nawata
縄田 紀夫 なわた のりお
- 情報基礎数学専攻
- 大規模数理学講座
研究テーマ・概要
作用素環論
作用素環とは、Hilbert空間上の有界線形作用素全体のなす環の部分環 で随伴作用素をとる演算と適切な位相で閉じたものです。
作用素論、表現論、量子力学の数学的定式化、抽象代数学への応用等を念頭に生まれた 数学的対象ですが、現在では様々な数学の分野や物理学と関連して研究されています。 作用素環は閉じた位相の違いによって、von Neumann環とC*-環に大別されますが、私は主に C*-環について研究しています。
特に、単純 stably projectionless C*-環の性質や対称性を解明することを 近年は課題にして研究しています。
略歴
- 2011年 九州大学 博士(数理学)
- 2011年 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 GCOE海外派遣研究員
- 2012年 千葉大学 日本学術振興会特別研究員 (PD)
- 2014年 大阪教育大学 教育学部 講師
- 2020年 大阪大学大学院 情報科学研究科 准教授
連絡先
- E-mail : nawata@ist.
- Tel : 吹*5897
- 大阪大学研究者総覧
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