情報基礎数学専攻
情報基礎数学専攻では最先端の数学を深化させ、それを基礎として情報科学をはじめとした科学の新しい分野を切り拓く研究を行なっています。また、最新のコンピュータ・テクノロジーを駆使して数学に新しい流れをもたらすことを目指して研究を進めています。
講座リスト
幾何解析学講座
[中村・安井研究室]
一般相対性理論における一様等方時空のような幾何学的時空において、非線形偏微分方程式論を展開する。また、4次元トポロジーを中心に低次元トポロジーの研究を推進する。
離散幾何学講座
[東谷研究室]
凸多面体の幾何学的および組合せ論的研究、凸多面体に付随する可換環の研究など、凸多面体にまつわる諸性質の多角的な研究・教育を行うとともに、それらの情報分野への応用も目指す。
離散構造学講座
[若林研究室]
代数学に基づいた種々の表現論の教育研究を行う中で、数学・情報科学に現れる離散構造の解析への応用を目指す。 また、数論幾何の手法と視点を用いて種々の問題に取り組む。
大規模数理学講座
[三町・縄田研究室]
複素解析的微分方程式、位相幾何学、表現論、作用素環などの数学と、その量子力学、統計力学、場の量子論などへの応用に関する教育・研究を推進する。
応用解析学講座
[杉山・茶碗谷研究室]
数理物理学、数理生物学、及び情報科学に現れる様々な非線形現象を、偏微分方程式や差分方程式などで数理モデル化し、その解析のために新たな解析的手法や数値実験的手法を開発・応用し、現象に潜む原理を解明すると共に、解析学自体へのフィードバックも目指す。
協力講座
コンピュータ実験数学講座
[降籏・宮武研究室]
[D3センター]
コンピュータ実験による科学問題設定・解決の過程を通じて、数理モデリング・計算モデル(コンピュータモデル)の構成に関する教育研究を進めている。また、問題設定・解決の過程を通じて、あらたな計算数学理論の構築を目指す。