コンピュテーショナルイメージング

イメージングは医療、ライフサイエンス、ロボティクスなどあらゆる科学の基盤です。イメージング技術は、レンズ設計を中心に長い歴史の中で改良を重ねられてきましたが、近年、情報科学の進展を背景に原理レベルでの革新が生まれつつあります。私たちは、最先端の光学と情報科学を融合したコンピュテーショナルイメージングと呼ばれる次世代イメージング技術を研究しています。光学設計を駆使した符号化撮影法や、数理最適化及び機械学習を基盤とした画像再構成処理法、及びそれらの協調設計法の開拓が研究テーマとなります。カメラからスキャナー、内視鏡、顕微鏡、望遠鏡まで、あらゆるイメージング装置を変革するような新技術を、光学、情報科学、応用物理学、応用数学、計測学、電子工学、材料科学の高度な組み合わせにより創り出すことを目指しています。