大学院情報科学研究科の改組について
掲載日:2026年5月26日
大阪大学大学院情報科学研究科では、令和9年4月1日付で、改組を実施します。
本改組により、情報科学を中核とした教育・研究体制を再編し、分野横断的な教育・研究の推進と、時代の変化や社会的要請に柔軟に対応可能な組織体制の整備を図ります。
改組の概要
本改組では、情報科学分野における教育・研究を柔軟かつ戦略的に推進するため、従来の情報系6専攻(情報数理学専攻、コンピュータサイエンス専攻、情報システム工学専攻、情報ネットワーク学専攻、マルチメディア工学専攻、バイオ情報工学専攻)を統合し、新たに情報科学専攻を設置します。
これにより、情報科学に関わる幅広い学問分野を大括り化した体制の下で、教育・研究を一体的かつ戦略的に推進します。
一方で、情報科学を支える学問基盤である理論数学分野については、情報基礎数学専攻を引き続き独立した専攻として維持し、各専攻の独立性を確保しつつ、相互の連携による効果を最大化する体制とします。
研究領域体制
情報科学専攻の下には、次の3つの研究領域を設置します。
・革新情報通信基盤領域
・数理・AI領域
・生命・メディア情報領域
これらの研究領域は、リブートコンピューティング、ビッグデータと人工知能の融合、生命情報のICTへの適用、仮想世界と実世界の融合という、本研究科が掲げる4つの重点課題に対応する構成となっており、時代の変化や社会的要請に応じて、各領域に研究グループを柔軟に編成しながら、分野横断的な教育・研究を推進します。
教育・研究の特色
本改組により、旧来の専攻の枠を越えた柔軟なカリキュラム編成が可能となり、高度な専門性とともに、広範な学識を備えた情報・数理人材の育成を進めます。
また、AI・データ科学分野を中心とする教育・研究体制を強化するとともに、ヒューマンウェアイノベーション学位プログラムや量子情報科学学位プログラムなど、本学における全学的な教育・研究施策と有機的に連携した取組を進めます。これにより、分野融合型の教育・研究を通じて、社会課題に対応する高度専門人材の育成と先端的研究の推進を図ります。