モバイルセンシング、IoT、ヘルスケア、無線センシング

スマートフォン、ウェアラブルデバイスや環境に設置された様々なIoTデバイスから得られるセンサデータを利用して、人の行動や混雑などの環境の状態を推定し、便利・安心・安全な社会を実現するための研究を行っています。応用先によってかけられるコストや要求精度は異なるため、それぞれの状況に応じた適切なデバイスの組み合わせ、およびデータ処理方法を設計しています。見守りなどの健康応用や、多数のIoTデバイスによるモニタリングなどの用途では、バッテリの交換などに伴うメンテナンスの手間を減らし、使い続けられるという意味で、「持続可能なIoT」の実現を目指した研究テーマに取り組んでいます。また、メンテナンスフリーなセンシング方式として、Wi-Fiなどの電波の変動を利用した行動センシングも実施しています。これらを通じて、社会課題の解決に資する実践的な研究を目指しています。