モビリティ、シミュレーション、CPS（サイバーフィジカルシステム）、点群、ドローン

人が保持するスマートフォンやUAVに搭載された各種センサで収集されるさまざまなデータを解析することで、日々の生活に役立つ新たな情報を創出する研究を行っています。人を対象とした研究では、スマートフォンなどの小型端末に搭載されたセンサを利用し、人の動きだけでなく、その人の周辺の環境を推測する技術の研究開発を行っています。また、街の日常的な状況を把握するだけでなく、災害の被害状況や規模を迅速に把握するために、測域センサを搭載した複数のUAVが協調することにより、対象とする領域を効率よく巡回するための巡回戦略、測域センサにより計測された点群データをUAVに搭載された小型計算機上のみで形状把握する手法を考案し、街中における様々な人やモノの存在及びその形状を、高精度な三次元マップとして把握可能なセンシング基盤の研究開発も行っています。これらの技術により、災害時における周辺環境の把握に役立て、安全で効率的な避難や支援を目指しています。